先日、Googleが発表した『パルス型消費』
これで私がいつもいつも必要のないものをネットショッピングで「ポチッ」としてしまい、
次から次に段ボールの箱が送られてきて、妻にはモノが届く度に怒られ、週末はその返品で大変な思いをする。
そんな悪循環が起こってしまう原因が判明しました。それが…、
『パルス型消費』
目次
買いたい衝動が一瞬で…『パルス型消費』
一体それは何なんだっ!という話になるのですが、それがGoogleさんから発表された内容によると…。
『24時間すべてが買い物のタイミングであり、空き時間にスマホを操作しながら、瞬間的に買いたい気持ちになり、その瞬間に買い物を終わらせるという「パルス型消費行動」が、現代の日本人に広まっている』
ということで、総じてパルス型消費は「偶発的」かつ「散逸的」な傾向を示しており、明確な文脈やプロセスを欠いた消費行動として特徴づけられています。
これは、従来の「ジャーニー型消費」とはまったく違う消費行動で、なおかつ趣味嗜好性が強い「非日常的な買い物」とも違う行為です。
従来のジャーニー型消費とは
従来から使われるジャーニー型消費とは、カスタマージャーニー型とも言われ購買行動において消費者が「商品への興味を抱く段階」から「情報収集」「比較検討」と、一定の時間とプロセスを経て購入を決めるモデルです。
商品の利用者像を明確に設定し、ターゲットの思考の流れをシナリオ化することで、顧客との接点を適性化することがジャーニー型のマーケティングの要旨です。
段ボールは後悔の山
つまり、私の例で見ると、暇なオッサンがなんとなーくスマホでネットサーフィンしてて、たまたま出会った商品に瞬間的に心惹かれ、無意識内に「ポチッ」としてしまう。
そこには購入するという意識はなく、なぜ必要かといった理由もなく、あとで届いた段ボールを見て後悔してしまう。そんな悲しい現実が起こっているのです。
これは購入者も販売者も、さらには配送業者でさえも疲弊してしまう。
『全方位疲弊型消費行動』
なんて現象が発生してるのでしょうか(^_^;)